初めまして。弁護士の福本博之です。
1990年4月に愛知県にて弁護士登録をして、早や30年が経ちました。当時は全国でも約1万4千人弱だった弁護士人口も、2020年の現在では4万数千人にも上っています。日本全国に、均等で良質な司法サービスを、という司法制度改革の要請に基づき、このように弁護の数は増え続けてきたわけです。
しかし、弁護士は、数が足りてさえいればそれで良い、というものではありません。「数」とともに「質」が保障されていなければ、広く市民の皆さんに司法サービスを提供することもできなければ、市民の皆さんも安心して弁護士に依頼することもできません。
また、2009年から、刑事裁判手続に市民の皆さんが裁判員として参加するという「裁判員裁判制度」というものが新たに導入されました。「司法」は、法曹と市民の皆さんとが手を取り合って共働して発展させていくものに変わったわけです。
日常のさまざまな法的トラブルについても同じです。我々弁護士は、常日頃から市民の皆さんとともに、いろいろな物ごとを見て、社会を考え、さまざまな新しい知識や知恵、法的スキルを習得するために日々研鑽しなければなりませんし、揺るぎない正義感と確固たる人権感覚と健全な社会常識を常に持ち続けていなければなりません。
そして初めて、現実のトラブルについて、依頼者の方と共に考え、解決するために協力しあうという信頼関係が構築できるものとと考えています。
少しでも、皆さんのお役にたてるよう、当法律事務所のサイトを作りました。是非一度、本サイトの内容をご覧になって頂ければ幸いです。