企業法務

企業法務とは、企業活動に関するあらゆる法律事務のことを指しますが、もう少し具体的にいえば、事業活動に伴い発生するさまざまな法律問題の対応・指導、訴訟等の対外的対応、契約案文の起案・交渉支援、株主総会・取締役会の事務局業務、コンプライアンス等の内部統制等の業務をいいます。

近時、多くの企業においては、社内に「法務部」と呼ばれる部署を置き、これらの職務を担当させるようになってきましたが、さらには弁護士資格を有する者を「企業内弁護士」として雇用し、「法務部」に配属させるというケースも増えてきています。

ただ、弁護士を雇用するというところまではいかなくても、個別案件について弁護士に相談し、必要があれば当該案件の処理を依頼して代理人として活動してもらうということは、従来から行われてきましたし、今後においても弁護士の重要な職務のひとつです。

その場合においては、このサイトで別に説明している「法律顧問」の契約について併せて検討されることをお勧めします。